こんにちは。相変わらず毎週サッカー漬けの日々を送っているRUUママです。冬になるとチーム内で話題になるのが、現6年生の卒団について。毎年、新たな門出を祝ってあげたいという想いでそれぞれのチームで、「卒団式」・「6年生を送る会」なるものが行われます。さて、今年はどんな卒団式になるのかとっても楽しみにしています。
卒団式は何をするの?
息子は現在4年生なので、今年は送る側なのですが、現5年生の保護者が中心になり進めています。その中で
みんなどうしているの?流れは?
何をしたらいい?何から始めたらいいのか分からない。
という悩みが出てきているようです。
去年、卒団セレモニーの主導権を握っていた人達が今度は送られる側なので、出来れば内容は伏せておきたいという保護者が多く他のスポ少の保護者からどんな流れで行っているのかなどよく聞かれます。
我が家の息子のサッカーチームでは、毎年こんな感じで進めてられています。
- 紅白戦
- DVD上映
- キャプテン&新キャプテン挨拶
- 卒団生挨拶
- 監督・コーチからの挨拶
- 記念品贈呈
- 記念写真撮影
1.紅白戦
・卒団生vs低学年
・卒団生vs5年生
・卒団生vsお父さん達
・卒団生vsお母さん達
・卒団生vsコーチ陣
・卒団生vsvsOBなど卒団生
を中心に対戦して、お別れ試合を楽しみます。
卒団生vs保護者では、親も必死に食らいつこうと熱い戦いが繰り広げられていました。サッカー経験者のお父さんも、息子に簡単に抜かれ本気で悔しがっていましたが、本心は、「こんなにも成長したのか」と感慨深いものがあったと言っていましたよ。
送る側の私たちも、見ているでけで胸が熱くなる試合です。また、コーチ陣との試合もなかなかの本気モード。体格もそれなりに大きくなっている6年生は、負けられない戦いのようで、コーチの胸を借りてガチ勝負。
見ている周りの子どもや保護者達も、コーチへの感謝や思い出が走馬灯のように頭によぎり、これまた目頭が熱くなる瞬間です。
2.DVD上映
入団した時からの写真をスライドショーに編集して作成し、それを上映します。
6年生という最後の年のたくさんの大会やトレマッチなどの集大成で、6年生の保護者ではなくとも、涙涙の上映会。
「この時はこんなことがあったなぁ。」
「よく試合中ケンカしたよなぁ。」
など、子ども達も思い出がよみがえってきて盛り上がります。スライドショーに合ったBGMが親をこれでもかってほど泣かせます。もうティッシュは箱で持っていくことをおすすめします。
サッカーに限らず、スポ少の卒団式・6年生を送る会はこのDVD上映会を行っているところがほとんどでした。
作る側は本当に大変です。写真屋さんなどのお店に頼むチームもあるようですが、息子のチームは5年生の保護者達が一丸となって作成しています。時には、夜遅くまで編集作業に追われるという話も聞こえてきましたよ。
3.キャプテン・新キャプテンの挨拶
現キャプテンが、監督やコーチ、下級生や保護者に向けて挨拶します。
・セレモニーを用意してくれたことへの感謝を込めてお礼
・入団したときから今までの思い出を振り返って感謝を込めてお礼
・下級生たちに向けて、それぞれの個人での成長とチームの成長を願う言葉
そして、新キャプテンがこれからのチームの抱負について決意表明をします。
在団生もこのとき、気が引き締まるようで、背筋がピンとします。現キャプテン、新キャプテンの言葉は本当に感激・関心します。たくさんの人の前で挨拶を堂々と成し遂げるキャプテンはかっこいい!
声変わりもしはじめたりするお年頃。時々裏返ったりするのもご愛敬。
4.監督・コーチから6年生へ
入団したときから見てくれている監督やコーチから一人一人への手紙を読んでくれます。一人ずつの性格やエピソードなども添えて書かれており、たくさんの選手がいる中でも一人一人大切にちゃんと見てくれていたんだなぁと感激しました。
これから大人になる子供達へ、愛のあるアドバイスと喝は子供達の心の中で深く深く刻まれることでしょう。
5.6年生から監督・コーチ・保護者へ
入団したときからこれまで大変だったこと、保護者への感謝、監督コーチへの感謝などの内容を一人一人発表します。
これは6年生の保護者だけでなく、会場にいる人の涙を誘います。保護者も一人の選手を支えるために、たくさん大変な事があったけれど、子ども達の言葉で一気に報われる瞬間です。涙なしでは語れません。
一緒に自主練に付き合い、親子で頑張った感が強いお父さんほど、一番泣いていたわ。
6.記念品贈呈
下級生→卒団生へ
- 色紙
- 卒団DVD
- 写真パネル・アルバム
- 記念Tシャツorタオル
- ちょっとしたプレゼント(図書カードなど)
その時の5年生がどんなものを記念品として用意するのか決めているので、毎年、記念品は違っています。
チームのユニフォームを着た人形を手作りして送っていたチームもありました。手先の器用な保護者の方がいたようで、全員分作ってプレゼントしていましたよ。
卒団生→チームへ
- テント
- ベンチ
- ビブス
- 消耗品
これもその時の卒団生がチームに必要なものを話し合って決めているようです。
何年か前は、ゴールに直接取り付ける、練習時に使える「キックターゲット」を寄贈していただきました。おかげさまで子ども達、ゲーム感覚でキックの精度を上げました!
7.記念写真撮影
会場にいる全員で記念撮影、監督・コーチ団員だけでの記念撮影、監督・コーチ保護者だけで記念撮影を行います。
本当にこれが最後かと思うと湧き上がる想いが胸を締め付けます。笑顔ですが、ほぼ化粧は取れかかっているお母さんたち。泣き過ぎて、「すっぴんじゃないの?」って感じの人もちらほら。。。まっ、そのうちの一人が私ですが(笑)ほぼ、パンダです。。。
いい思い出です。最後が卒団生&その保護者を会場の全員でアーチをつくり送り出します。
まとめ
卒団は子供だけではありません。長年選手を支えてきた保護者も卒団になります。
学校の保護者よりも会う回数も多く、同じ時間を共有し、協力しあい、子ども達が力を発揮できるよう一生けん命支えてきた保護者達は、濃い関係であるのは間違いありません。
同じ進路をたどるとは限らないので、この卒団セレモニーが卒団生にとっても保護者にとってもかけがえのない時間になると思います。
これから先、いい事ばかりではなく、試練も訪れるはずです。そんな時、この卒団セレモニーを思い出し励みにして欲しいなぁと心から思います。
卒団セレモニーと一言でいっても、チームによってさまざまなアイデアが駆使されています。あなたのチームではどんなセレモニーがありますか?
卒団セレモニーの成功と卒団生の新たな出発をお祝いでるようお祈りしています。
それでは。また。RUUママでした。