ままらいふ

ママになって子育てで感じたことや、主婦目線の日常の知恵などを発信していくママブログ

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実際に感じた「小1の壁」と乗り切る6つの方法

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人生にはたくさんの壁がありますよね。子育て中の親なら聞いたことがある「小1の壁」。共働きのお家にとって立ちはだかるであろう壁です。

ママになり、子どもが保育園から小学校に上がる時、この壁を乗り越える前からただただ不安だった記憶があります。不安になる前に小1の壁とはどんなものなのか、またそれを乗り切るためにはどうしたらいいのかまとめてみました。

 小1の壁って何なの?

子どもが小学生になれば必然的に楽になると思い込んでいた私。

時間的にも余裕ができて楽になるんじゃないの?

でも、小学生に上がったと同時に、実際は楽になるどころかむしろ大変になったと感じていました。共働きのパパやママにとっては、なおさら大変さを感じている人が多いようです。

小学校一年生に上がるタイミングで仕事と子育ての両立が難しいと感じて退職してしまったママ友も結構います。

実際に感じた小1の壁

  1. 下校時間が早い
  2. 長い休みが増える
  3. PTAや保護者会の集まり
  4. 行事の振り替え休日
  5. 学童保育の預かり時間
  6. 子どもの心のケア

実際に経験した私が振り返ってみて大変だと感じた壁が上記のものです。一つ一つ詳しく書きたいと思います。

 1.下校時間が早い

 入学してすぐにその時がやってきました。給食なしの10時ころの下校。。。

下校が早すぎるよ~。さっき登校したばかりじゃーん。

という親の声などなんのその。最初の1週間はあっと言う間に帰ってきていました。これから6年登校するうちのたった1週間だし、ここでくじけてはいられません。

学童もこの最初の1週間は預かってもらえないので、共働きのお家では、

  • パパママどちらかが会社を休む
  • 近くの祖父母に来てもらう

などの対応が必須でした。小学校1年生になったばかりの子どもを一人留守番させるのは危険すぎだし、不安で仕事も手につかないんじゃないでしょうか。

また、普段でも、学校の都合で午前で授業が終わると言う事も多くなってきます。なので、子どもの放課後の過ごし方が「壁」になってきます。

2.長い休みが増える

保育園の時にはなかった夏休み・冬休みなどの長い休みが増えます。

うちの子たちが通っている学校は2学期制だからか、秋休みもあります。

春休み、夏休み、秋休み、冬休みと、春夏秋冬全部長期休みがあります!でも、こんなにも仕事を休むという訳にはいきませんよね。どのように過ごすか&子どもの昼ご飯などが「壁」になってきます。

3.PTAや保護者会の集まり

PTAや保護者会の集まりはほぼ平日に行われます。PTAに関しては子どももパパやママが来てくれることを期待していることが多いので、なるべく参加したいと思っている人が多数です。

会社を早退したり、少しだけ時間をもらったりして、みんななんとか都合をつけて参加しています。保育園の時とは違って、クラスの保護者の方たちと顔を合わせる機会もあんまりなくなるのが小学校です。

また、自分の子どもが仲良くしてもらっている子のパパやママの事も知っておきたいと思い、なるべく参加していた保護者会。これはうちの場合、PTA参観日の終了後に行われることが多かったので、仕事を早退にするしかありませんでした。

後は、PTAの役員になった時も、役員の集まりは平日でした。。。

平日の日中に時間に都合をつけるという事が「壁」になります。

4.行事の振り替え休日

運動会や学習発表会などの学校の行事は土日に行われることが多いです。そうなると、平日に子供達は振り替え休日になります。

このほかに学校の開校記念日など平日の休みがあります。我が家の場合、学校内にある学童保育の為なのか、この日は学童も預ける事ができませんでした。

子どもを預ける場所を確保しなければ、やはり仕事を休まなければならないという事になります。

私の友人は、なかなか休みを取ることが難しいと嘆いていました。

近くにいる祖父母も仕事をしているし、パパにも協力要請したけどなかなか。。。

平日の学校の休みの子どもの過ごし方が「壁」になります。

5.学童保育の預かりの時間

学童保育を利用すれば、「壁」は乗り越えられるよね。

と簡単に考えていた私。実は学童保育にも「壁」がありました。それは、利用時間や利用日が限られているという事。日曜日・祝日・お盆や年末年始はもちろんのこと、インフルエンザなどの学級閉鎖の時は利用不可なのです。

学童保育の時間も18時までと決まっている学童もあります。保育園の預かり時間より早いという「壁」が立ちはだかります。なので残業はほぼできないと言う事に...。

働くパパやママにとって、この学童保育の利用時間や利用日がネックになっている人もいるようです。

6.子どものケア

これは我が家も経験した大きな「壁」です。

まず、保育園時代にはない「宿題」や毎日違う学用品などを準備するという、子どもにお手をかけなくてはいけない事が増えます。

毎日、時間割を見て次の日に持っていくものを準備しなければならず、

「一人でできるようになるまで、親が見てあげてください」

と学校からのお達しがあり、毎日、忘れ物がないかチェックや、宿題の丸付けまでしっかり手をかけなくてはいけません。

 さらに、子どもによっては、新しいお友達や先生、環境などに馴染めない時があると言う事です。

「学校に行きたくない」と行きしぶる子も。。。パパやママにとって仕事どころではありません。何とか学校に慣れてもらおうと、一緒に登校したり、1時間目だけ一緒に授業を受けてきたいり、あの手この手で何とか学校に行ってもらおうと試みます。

やっと慣れてきたと思ったら夏休み明けにぶり返したという人もいました。

このように、子どものケアに時間をかけなくてはいけないこともあると言う事が共働きのパパやママにとって「壁」になっています。

みんなどうやって乗り切っているの?

家だけではないはず。共働きのお家はたくさんあります。みんなどうやって乗り切っているのでしょう。

小1の壁を乗り切る6つの方法

  1. 短時間勤務or転職
  2. パパや祖父母の協力
  3. 学童保育
  4. ママ友の協力
  5. 留守番させる
  6. ベビーシッターやファミリーサポート

1.短時間勤務or転職

小学校入学と同時に、短時間勤務or転職を選択するママもおります。

子どもが学校に行っている間だけ働けるよう、パート勤務に転職しました。急な休みも取りやすくなり、融通がきくので切り替えて良かったよ。

 現在勤めている会社に短時間勤務に対応してもらう人やパート勤務に転職する人など、子どものタイムスケジュールに合わせた働き方ができると、勤務時間や急な休みにも融通をきかせてもらえることが多いので、検討してみる事もおすすめです。

子どもとの時間が増えたので、ゆっくり学校や友達のことを聞いてあげたり宿題をみる時間に余裕ができたよ。そしたら学校への行きしぶりがなくなりました。

大人の時間的&心の余裕も子どもに伝わるのかもしれないですね。

2.パパや祖父母の協力

子どもはパパとママの子どもです。ママだけではなく、パパにも協力してもらいましょう。

例えばインフルエンザで5日間休まなくてはならない場合などは、最初の3日はママが休みを取り、残りの2日間はパパが休みを取るなど、2人で協力して乗り越えられるといいですね。

また、祖父母が働いていない、祖父母が近くに住んでいるなど、祖父母に協力してもらえる環境ならぜひお願いしてみましょう。学童保育では足りない部分を補ってもらえる強力な味方です。

3.学童保育

利用時間や利用日は限られていたりするので、学童保育だけでは「壁」を乗り越えるには難しいです。でも働くパパやママにとって、放課後安心して子どもを預かってもらえる強い味方には変わりありません。お金はかかっても、子どもの安全には代えられません。

利用規約などを十分に把握してぜひ利用したいですね。

4.ママ友の協力

私としてはあまりおすすめできません。本当に最終手段です。

どんなに仲が良くてもトラブルになってしまう可能性があるからです。なので、本当に相手が負担にならない常識の範囲でお願いすることが大切だと思います。

5.留守番させる

どうしても留守番させなければいけない場面は出てくると思います。

長男が1年生の時は、とてもじゃないけど留守番をさせられる子ではなかったので、長男1年生では留守番させませんでした。でも下の娘が1年生の時には長男は4年生でしたので、ちゃんとルールさえ決めていれば留守番を任せても大丈夫な年齢。

兄妹で留守番をさせたことがあります。

  • 鍵を開けない
  • 電話に出ない
  • 誰が来てもドアを開けない
  • 火を使わない

などのルールを守るという約束をして。親が心配するより、留守番が楽しかった様子で、少し頼もしくなったなぁと感じた留守番でした。

でも何が起こるかは誰にも分かりません。何かあってからでは遅いので、低学年のうちは、極力留守番はさせたくないのが本音です。

6.ベビーシッターやファミリーサポート

パパや祖父母の協力が難しい場合などはベビーシッターなどの利用も検討してみるといいですね。

我が家田舎に住んでいて、ベビーシッターを探すとなると車で1時間ほどかかる遠い市でないと対応しておらず、難しいようです。

また、自治体で子育て支援として運営しているファミリーサポートセンターというのがあります。うちの地域のファミリーサポートは、会員制で利用会員は

  • 保育施設までの送迎
  • 保育施設の開始前や終了後の預かり
  • 保護者の病気や急用時の預かり
  • 冠婚葬祭や他の子の学校行事の際などの預かり
  • 買い物などの外出の際の預かり
  • 病児・病後児の預かり、早朝・夜間などの緊急時の預かり

などの内容を利用する事が出来ます。(1時間400円)こういうサポートがあると本当に助かりますよね。でも、初めて会った知らない人に預けられる子どもからしたら、不安で泣き出してしまうと言う事もあるようです。

なので「緊急時やどうしてもという時に、こういうサポートもあるよ」という知識だけ頭に入れておく感じになってしまっています。

まとめ

「小1の壁」とは言っても、実は小1に限らず、勤務時間の調整、休日の調整、学校行事やPTA活動との兼ね合いなど、今現在、上の子が小学4年生ですがいろいろと大変な事が多いなぁと感じています。

スポ少にも入り、さらにスケジュール管理が難しい。。。

私がフルで働くとなると、多少なりとも子どもにも負担をかけてしまうと言う事は否めません。そして周りの協力・理解は絶対必要になってくるので、無理のない範囲で働くということが大切になってくると思います。

これから小学校に入学し、「小1の壁」にぶち当たるかもしれないパパやママの参考になったら幸いです。

それでは。また。RUUママでした。