こんにちは。小学校の長期休みの宿題に、作文とか絵日記とかありますよね。その宿題が我が家の子ども達はとっても苦手。。。書いたのをチェックしてみると、
「美味しかったです」「楽しかったです」「面白かったです」などなど、とっても短めです。「え?これだけしか書かないの?もっと書くことないんかーいっ!」と毎回言ってます。
どうしたら我が家の子たちは作文や日記がうまく書けるようになるのか調べてみました。
学校では教えてくれないよ
学校では当たり前のように、本を読んだ後の感想文や、行事が行われた後の感想文、普段の日記や作文を書くことが多いです。しかし、実は学校では作文や感想文の書き方って教えてくれないみたいなんです。
息子や娘の話を聞いてみると、句読点やかぎかっこ、段落の改行など、原稿用紙の使い方を主に教えているそうです。
肝心のどんな風に書いたらいいのか書き方は教えてくれません。
授業で教えてくれないなんて初めて知ったわ。だからうちの子たちの作文は短い文で終わっていたのね。
日記が苦手な理由
息子はどちらかと言うと国語が苦手です。国語の漢字などの暗記するものはまだいいのですが、文章問題などの問題は特に苦手みたいです。
なぜかと言うと正解がはっきりしないから...。
息子の小学2年生の時の担任の先生は、結構厳しめの先生で、文章問題で自分の考えを書くという課題は、ことごとく✖を付けられていて、なぜ不正解なのか分からない状態で帰ってきていました。
息子は「なぜ不正解なのか半信半疑のまま、先生に聞く時間はなかった」と言っていました。短い限られた時間で、たくさんの子ども達の答案用紙を添削しなくてはいけない先生の状況も分からなくはない。。。でも教えて欲しかったと思うのが本音です。
それ以来、こういう、自分で文を考える的な宿題や問題は、息子にとって、どう書いたらいいのか分からず不安のまま書いているという状況でした。苦手意識が定着してしまい、作文を書くなどの授業が苦痛だとも言っていました。
そりゃあ、苦手にもなるよね~。でもこのままじゃいけない。私が教えるしかない!
息子の日記
今日は運動会でした。とっても楽しかったです。またやりたいです。
運動会の日の宿題が運動会の絵日記を書くことでした。それで書いた文章がこれ☝
どう考えても短いでしょ。書き直した方がいいよ。
でも先生が、「運動会で楽しかったことや、頑張ったことを書きましょう。」と言っていたからこれでいいんだよ。
あっけらかんと言ってのける息子。。。これは日記の書き方など知らないんじゃない?と思い、聞いたら学校では教えてもらっていないことが発覚したのでした。
日記・作文の書き方を子どもに教える
私の周りにも日記や作文の書き方が分からないという子が結構いる事も分かりました。そして、この出来事をきっかけに、日記の書き方について調べてみる事にしました。
そしてたどり着いた書き方がこちらです。
日記・作文を書く前に箇条書きで以下の事を書く
日記・作文を書くためのメモ
- いつ?
- 誰と?
- どこで?
- 何をした?
- どんな風にしたのか?
- その結果は?
- その時どんな風に思ったのか?
- この次はどうしたいか?
この質問に答えるように、箇条書きで、ノートにメモすると、
- いつ?→今日
- 誰と?→学校のみんなと
- どこで?→学校のグランドで
- 何をした?→運動会をした
- どんな風にしたのか?→100メートル走で一生懸命走った
- その結果は?→1位になれた
- その時どんな風に思ったのか?→初めて1位になれてうれしかった。お父さんと休みの日に練習したので、その成果が出たんだと思った。
- この次はどうしたいか?→来年の運動会も1位を取れるように、練習して頑張りたい
こんな感じで息子が書いていました。すると、後はこれをつなげるだけです。
今日は、学校のグランドで運動会がありました。100メートル走では、一生懸命走りました。そしたら、初めて1位になることができました。とても嬉しかったです。先週のお休みの時、お父さんと走る練習をしたので、その成果が出たんだと思いました。来年も1位になれるよう、練習してがんばりたいです。
このようにつなげると、何となく日記がそれなりに見えてきます。すると、息子はその時のことを少しづつ思い出し、付け足したい情報をたしてみたりして、さくさく書いていくではありませんかっ!
日記作文のメモを書いた事で、書いている途中で何を書きたいのか見失うという息子によくある事態が防げるようになったみたいです。
これならすぐ簡単にかけるよ。なんか日記が嫌いじゃなくなったよ。
書き方のポイント
単語や箇条書きの短い文を書いてみると言う事がポイントです。
最初から長い文を書かなくてはと意気込んでしまうと、小学生には難しいと感じてしまいます。
書き出したものを見て、順序や書きたい事がはっきりと見えてきますので、つなげたりまとめるという力も付きますね。
実際にこのやり方を繰り返し試していくと、
「何をかけばいいの~?どうやって書けばいいの~?」
と口癖のように言っていた息子がサクサク・スラスラ書けるようになりました。息子のように作文や日記が苦手という方は、ぜひ苦手意識がついてしまう前に【日記・作文を書くためのメモ】を活用してみてくださいね。
それでは。また。RUUママでした。