ままらいふ

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運動能力は遺伝する?子どもの運動能力を高めるには?

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こんにちは。子どもが走ったり遊んだりしている様子を見ていて、「パパに似て走るのが早いなぁ」とか「ママに似て、運動苦手そうだな」など思ってしまうことはありませんか?運動能力って遺伝するのかしないのか、サッカー少年を持つ親としては気になる所なのです。

今回は運動能力の遺伝についての意見と実際に運動能力を高める為にできる事を調べてみました。

運動能力は遺伝するの?

これはいろいろ調べてみましたが、意見が分かれています。息子のサッカー少年たちのパパやママは遺伝はするという意見の方が多いです。実際に息子のサッカーチームのパパはサッカー経験者も多いですし、ママも何かしら運動をしていたという方も多いのです。

でも必ずではなくて、全く運動をしてこなかった両親のもとに生まれた子でも、すっごい運動ができる子、得意な子もいるのも現実です。

運動能力は遺伝する派

運動が得意なのは遺伝する派の意見としては、

  1. 骨格や筋肉のつき方が遺伝する
  2. 呼吸器・血液循環・神経が遺伝する
  3. 親が得意なことは、子どもも得意になりやすい

などがあげられます。

両親がオリンピック選手、その子供もオリンピック選手になったという話をテレビで見たことがあるわ

 1.骨格や筋肉の付き方が遺伝する

お父さんと体格が似ている。骨格が似ている。など筋肉の付き方や骨格は遺伝の要素が大きいと言われています。その筋肉の中でも、持久力が高い筋肉、瞬発力に優れている筋肉など筋肉の質も両親の遺伝が関係しているという意見も。

運動が得意な身体の特徴が遺伝すれば、子どもの運動能力にも影響しますよね。

小学生年代のサッカーでは、フィジカルを重要視しているチームもあり、セレクションに有利だと言われています。セレクションの申し込み用紙には、両親の身長を記入させる所もあるくらいです。

からだの大きさや強さなど両親から受け継いだ骨格や筋肉の質は影響大かもしれないですね。

2.呼吸器・血液循環・神経が遺伝する

身体の骨格や筋肉が遺伝するなら、内臓も遺伝する要素はあります。肺活量や、心臓から送りだされる血液の量、内臓の大きさも遺伝が関係していると言われていますので、

効率よく血液を循環させて、十分な酸素を送ることができる体質であれば、それだけ運動するのに向いていると言えますよね。

3.親が得意なことは子どもも得意になりやすい

親が短距離走が得意だった場合、子どもも得意になりやすいと考えるのは、上記にあげた体のつくりが遺伝することが関係します。そして、親が得意な競技は、子どもに見せたり、一緒にやったり、教えたりなどする可能性も高いのだと思います。

サッカーでは、パパが経験者だと自分の子どもにもサッカーを教えたり、一緒に楽しんだり、観戦したりしているわ。

運動能力は遺伝しない派

運動に向いている体かどうかは、上記の意見にもあるように遺伝の要素が高いようです。でもそれだけで、運動が得意かどうかが決まるわけではありません。運動神経そのものは遺伝しないという意見もあります。

  1. 体をどれだけ動かしたか
  2. 経験による判断能力
  3. 自分の気持ちしだい

1.体をどれだけ動かしたか

運動神経とは体の神経ではなく、どのくらいうまく体が動かせるかどうかを意味します。自分のイメージ通りにスムーズに動かすことができると言う事。

例えば、体が小さかったり、親が運動が得意とは言えなかったりしたとしても、毎日体を動かしていれば、体が運動に慣れてだんだんうまく動かせるようになってきます。運動が苦手という子は、体の動かし方が分からないだけと考えることができます。

体を動かして、運動に慣れている子は、手や足などを動かす回数が多い分、体を動かす為に脳で送っている信号の回路がたくさんあり、うまく動かすことができるという考えです。

どれだけ体を動かしているかが運動能力に影響します。

2.経験による判断能力

・体力をつけて息切れしにくくする方法
・リズム感
・跳躍力を付ける方法
・手足をバラバラに動かす方法

 これらの方法には一定のノウハウがあります。ポイントをおさえて、繰り替えし、繰り返し練習する事で、自然に体の動かし方が身に付きます。

例えばダンスなども、音楽に合わせて繰り返して練習していくと、音楽がかかると体が自然に覚えていて踊れるという事があります。

専門家のもと適切な指導を受けていれば、幼児でも逆上がりや側転ができるようになるよ。実際に娘は幼稚園で5歳の時、繰り返し指導してもらい逆上がりで歩けるようになりました。

3.自分の気持ちしだい

自分の気持ちが運動能力に影響するという考え方もあります。

どんなに運動に恵まれた体をしていたとしても、

大事な試合でボールを奪われミスしてしまい、みんなに笑われた

転んでしまって、マラソン大会でビリになってしまった

など、上手くできなかった経験や恥ずかしい思いをした経験が積み重なっていくとだんだん運動が嫌いになってしまう事があるのです。

子どもの運動能力を高める為にできることは?

幼少期と小中学生など年代によって高める為にできることが違ってくるようです。

【幼少期】たくさんの動きを経験させる

子どもが小さいうちはいろんな運動をすることで、運動神経を刺激できます。生活や遊びの中でたくさんの動きを経験させることをおすすめします。

運動系の習い事なども有効なのですが、特別な事をしなくてもパパやママ、兄弟と一緒にボール遊びをしたり、鬼ごっこしたり、家事のお手伝いなどもたくさんの刺激になります。

沢山の種類の刺激を与えることで、神経回路のバリエーションを増やすことができるのです。なので、さまざまな運動経験を積ませてあげることが、運動神経がよくなるポイントになります。

 

【小中学生】正しい動きで反復練習する事で技術向上

小学校3~4年生くらいになると、運動神経が急激に成長して自分のイメージ通りに体を動かせるようになる子どもが増えてきます。今までできなかったことが出来るようになるなど突然成長することもあるので、この頃にスポーツを始めると運動能力を高めることが出来ます。

中学生くらいになると理屈で考える力も付いてきて、どうしたら上達するのか、と正しい動きを模索します。すると、正しい動きを繰り返し練習して、運動やスポーツの技術が向上していきます。

「好き」「楽しい」の気持ちを大切に

 体が小さくても、親が運動得意でなくても、運動が好きという気持ちがあれば、運動する機会がたくさん増えていきます。

特別な事ではなくても、親子でサッカーボールをける、縄跳びをするなど子どもが「楽しい」「好き」と感じることが出来る環境づくりが大切になってきます。

好きなことには積極的に取り組めるよね。

まとめ

骨格・筋力・肺や心臓などは遺伝が関係する部分がかなりありますが、いろいろな経験を積んで、運動を続けてれば運動能力を高めることは出来ると思います。

うちも決して運動神経がいいとは言えない子だったのですが、「サッカーが大好き」&小さい頃から公園で走りまわっていたので、小学4年生になりだんだんいろんなことがうまくできるようになってきています。

上手くできるようになると、さらにサッカーが好きになり、反復練習も積極的にするようになっています。目標もでき、そこに突き進んでいる途中です。

運動能力はあきらめてはいけないんだと思いました。今からでも遅くはない。私も一緒に運動能力高めたいと思います。

 

それでは。また。

RUUママでした。