ままらいふ

ママになって子育てで感じたことや、主婦目線の日常の知恵などを発信していくママブログ

MENU

「改正児童虐待防止法」“しつけでも”体罰禁止に。

f:id:life-town:20190627115838p:plain


こんにちは。今朝“スッキリ”を見て考えさせられたRUUママです。何を考えさせられたかと言うと、虐待としつけについてです。今年、千葉県野田市や札幌市などで子どもが衰弱死するという悲惨な虐待事件。児童相談所などの不手際が明らかになり、対策強化を求める声が高まっていました。先週、親の子どもへの体罰を禁止するとともに、児童相談所の体制強化などが盛り込まれた「改正児童虐待防止法」が参院本会議で成立しました。来年4月から施行されるそうです。

 


「改正児童虐待防止法」新明記された内容は?

虐待に関与した親や親族が体罰を行った理由を「しつけの為だった」と供述するケースが多いそうです。

新しく明記されたことは

 

「親権者は、児童のしつけに際して体罰を加えてはならない。」

 

しつけと言う理由でも体罰は禁止になるという事です。暴力を使った日常を許してしまうと、“その延長線上に虐待が起きやすい・エスカレートしてしまう”という事で親が「しつけなんだ」と言って、虐待する道をなくすという事が一つの目的になっているそうです。

この他には児童相談所や警察の介入など体制の強化に関する明記もされているそうです。

体罰に関するガイドラインはまだ決まっていない

具体的に何が体罰になるのか、一番知りたいのですが、来年4月から施行されるため、今現在は体罰に関するガイドラインを議論中、作成中と言う事でした。

現在も体罰と言うと学校での教師による体罰は禁止されています。その教育法に関する体罰の例示などを参考にして、家庭内での体罰についても規定されることになります。

教育法(学校)で定められている体罰とは

・殴る、蹴るなどの身体に対する侵害

・「長時間正座させる」など肉体的苦痛を与えるもの(罰として閉じ込めるなど)

ほかに、これからガイドラインに加えられる可能性があるものは

・食事抜きなどネグレクトにあたるもの

・怒鳴ること、暴言など発育に悪影響を及ぼす行為

などがガイドラインで定められる可能性があるようです。

この法律のねらいとしては、決して親を取り締まるための法律ではない。なので罰則はなしのようです。

個人的な意見

皆さんしつけか虐待か区別するポイントはどのように考えていますか?

そこに愛情があるか、悪意しかないか

これが境目なのかなぁと思っています。でも本当に難しいですよね。

例えば子供が悪い事をして思わず手を挙げてしまった場合、自分はしつけのつもりでいても、はたから見たら虐待に見えるかもしれません。叩いた事に愛情があるのか悪意しかないのか他人には分からないですよね。
でもこのしつけのつもりでの叩く行為はこれから法律で禁止されるという事です。
ちょっと叱って叩いたら虐待と言われてしまう可能性があるという事です。

親を取り締まるものではないとは言うけれど、周りの目は絶対違うと思う。人前で子どもを叱れない怒鳴れない状況が出てくる。本当に子どもは分かってくれるのだろうか、不安です。怒鳴らなくても叱る事さえ躊躇してしまう親も出てきてしまうんじゃ...会話で何とかなる子もいるだろうけれど、そうじゃない子だっていると思います。
私の周りには叱らない・怒らない・褒めて育てる教育方針の家庭もいますが、その子供は超がつくほどわがままです。そして甘ちゃんです(私から見て)。
我が子にそうなってほしくないので、悪い事をしたとき、危ない事をしたときなどは、ちゃんと叱りたいです。後から言っても子供は分かりませんからその時に!

法規制をする事で本当に命の危機にさらされている家庭に、児相や警察が介入しやすくなるのはいいことなんですけど、普通に一生懸命子育てしている親が悩んでしまうようになる法律はどうなのかなぁとも思ったり。ただ虐待・暴力・体罰は絶対にあってはならない事だと思います。

怒鳴るにしてもどのトーンがダメでどの言葉がダメなのか、などまだガイドラインができていないので、早く見てみたいです。

どうなるんだろうなぁ。皆さんはどう思いますか?

 


それでは。また。RUUママでした。