ままらいふ

ママになって子育てで感じたことや、主婦目線の日常の知恵などを発信していくママブログ

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秋田の山内いものこは美味しすぎる(>_<)買うなら孫芋です。

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こんにちは。今日は曇り空、気温も下がりすっかり秋です。

先日子供を連れて、ドライブがてら山内(さんない)という所に行ってきました。目的は、イモ好き息子が喜ぶ里芋です。秋田では里芋の事を“いものこ”と呼んでいます。山内では“山内いものこ”として里芋がブランド化されており、いものこ祭りなど開催されています。

県内産のいものこの中でも粘りと柔らかさが特徴の人気の高い山内いものこ。収穫の秋に地元の人達は外でいものこ汁を屋外で食べる「なべっこ」をするそうです。

地元の人は孫いもを買う

粘りもあり柔らかくとっても美味しいいものこ。詳しく知らないRUUママは里芋は里芋でしょ、って感じでした。スーパーでも山内産のいものこは売っているのですが、値段も他のに比べて少々お高い(T_T)

去年頂き物で山内いものこを食べている息子は「これじゃない、もっと美味しかった。」と舌も肥えており、スーパーで買っても不評...。それならばと「本場に買いに行こう」となったわけです。

山内いものこが買えるあいのの温泉直売所「山菜恵ちゃん」という所に行ってきました。美味しいいものこの選び方がよくわからず、迷っていたらお店のおばちゃんが教えてくれました。

「ねっちゃん、“孫”って書いてあるやつが一番うめんだよ~。地元の人なば、それしか買わねなだ~。」

地元のおばちゃんたちはとっても親切。右も左も分からないいものこペーペーの私に美味しいいものこを教えてくれたのです。袋に記載されている“孫”を選ぶと間違いないらしいのです。

“いものこ”には同じ株についている芋でも1つ1つ価値が大きく違うという特徴があります。市場に出荷するときにも10段階にも等級が選別されるそうです。同じサイズでも価格がピンからキリまで。その違いは親芋か、子芋か、孫芋かという事。その芋たちの中でもネットリと柔らかい美味な芋が“孫芋”なんだそうです。

袋に記載されている字を見るだけなら誰でも美味しいいものこが見分けられますよね!(^^)!

でもスーパーにはこの“孫”とか記載されていません(T_T)なので、知っている人はこの直売所「山菜恵ちゃん」で購入しているそうです。

いものこ保存方法

いものこは低温と乾燥に弱いので、泥付きのまま新聞紙に包んで冷暗所で保存します。新聞紙でくるんだものを発砲スチロールの箱や段ボール箱に入れておくと長持ちします。そのとき、新聞紙を軽く湿らせておくと乾燥を防ぐ事が出来るそうです。秋田は雪も降るので、大体のお家はこれで一冬保存していると言っていました。

あと便利なのが、冷凍保存です。少し固めに茹でてから、皮をむいて冷めたら水気をしっかりと拭いて子袋に入れて冷凍保存するといいと言っていました。

また買いに行きたい(>_<)

息子が芋好きゆえ、いものこを買いにわざわざ出かけるRUUママ家。食いしん坊の集団としか思えません。でもやっぱりこのいものこを一度食べてしまったら、他のいものこを買おうという気が起きません。粘りや柔らかさが全然違います。

わざわざ買いに行ってよかったと思えるいものこです。その日はもちろんいものこ汁で夕食でした。芋好き息子はおかわりして、終始ご機嫌!(^^)!

直売所「山菜恵ちゃん」はあいのの温泉鶴ヶ池荘から徒歩10秒です。農家の方々が収穫した新鮮野菜や山の幸がたくさん売っています。山内は“いぶりがっこ”でも有名です。地元のおばちゃんたちが作った“いぶりがっこ”はほのかな燻しの香りとパリッとした食感です。これもまた美味しいんです。

言っておきますが、決して回し者ではございません(>_<)

里芋と言えば山形県も有名です。気の合った仲間同士、河川敷で大きな鍋でいものこ汁を食す。。。いいですね。楽しそう!(^^)!牛肉or豚肉or鶏肉、醤油ベースor味噌ベース地域や好みによってさまざまないものこ汁。山形では地元スーパーで大鍋の貸し出しもやってる所もあるらしいのです。素晴らしいサービス!

山形県人に聞いたところ、余った残り汁にカレールーを入れて、冷凍うどんを入れて締めを食すという方もいるそうです。ぜひやってみたいですよね。と言う事で今晩の夕食はいものこ汁に決定です。

それでは。また。RUUママでした。