こんにちは。RUUママです。
梅雨入りが日に日に近づいている秋田です。
さて今週の週末はどこの公園にお出かけしようかなぁと(晴れの予報)考えている最中です。先日に書いた記事は「夏のお弁当作りで気を付ける事」でした。よくよく考えたら食中毒は怖い怖いと言いながらよく分かっていないRUUママです。お弁当だけではなく、普段の食事も気を付けなくてはなりません。
食材選びも気合が入ります。食中毒の知識を深めて、家族の健康を守りたいと思います(>_<)もし食中毒になったら、もちろん病院に行きますがかからない為にも敵をもっと知っておく必要があると思い、調べてみました。
食中毒の原因となるのがこの5つです!
食中毒とは、有害・有毒な微生物や化学物質等毒素を含む飲食物を人が口から摂取して起こる下痢や嘔吐や発熱などの中毒の総称です。同じ意味で食あたりとも言います。
1.細菌
6月から9月は、気温が上がり細菌の繁殖が盛んになる時期です。
・腸管出血大腸菌(O157)
牛の大腸に生息。ベロ毒素を生産する。食べ物や人の手指を介して口から感染。
・サルモネラ菌
最も発生率が高い食中毒の菌。鶏肉の汚染率が高い。
・ウィルシュ菌
集団食中毒を起こす原因菌。人や動物の腸管や土壌、下水にも多く生息。
・カンビロバクター菌
低温でも生存可能な菌。食肉についている事がある。
・ビブリオ属菌(ビブリオ、バルニフィカ菌、腸内ビブリオなど)
海産物に多い菌。魚介類が原因。
・黄色ブドウ球菌
加熱しても死なない菌。人の手指についていることが多く、傷口などが化膿している所についている事が多い。
・ボツリヌス菌
致死率30パーセントの最強の菌
よくテレビで聞くのが「O157」人食いバクテリアと恐れられているのがビブリオ・バルニフィカ菌。肝硬変などの肝臓病がある人、貧血治療で鉄剤を服用中の人が夏場の海水温が上がる時期に釣りで持ち帰った魚介類を食べる事で発症する事があるので厚生労働省では警戒を呼び掛けています。
2.ウィルス
冬場によく聞く「ノロウィルス」。暖かくなると安心してしまう人もいますが、最近は一年中安心はできないそうです。
3.寄生虫
しっかりと洗浄・加熱・除去などの処理をしない生の食品を寄生虫が付いたまま食べてしまう事が原因で起こります。
原因となる主な寄生虫は…
・アニサキス
・クアド
・トキソプラズマ
・ザルコシスティス・フェアリー
猫はトキソプラズマに寄生されている事があるので、猫を飼っている人は注意が必要です。
4.自然毒
毒キノコなどの自然毒は年間の食中毒患者の約1割。
原因となる主な自然毒は…
・毒キノコ
・わらび
・フグ、アオブダイ、イシガキダイ
・二枚貝、巻き貝
わらびもあく抜きしなかったり、大量に食べたりすると危険な事もあるそうです。ジャガイモの芽も要注意。
5.化学物質
殺菌剤などの化学物質が原因の食中毒も少数発生しています。
原因となる化学物質
・化粧品
・医薬品
・台所用洗剤、漂白剤
・食品添加物、乾燥剤
・農薬、殺虫剤
・灯油など石油製品
高齢者が調味料と間違えて洗剤を料理に入れてしまったり、小さい子供がママの化粧品を飲んでしまったり...。十分に注意しましょう。残留農薬でも食中毒を引き起こします。国で基準値を設定していますが流水や洗浄する事も大事です。
食中毒の原因はただ食べものが腐ったからという理由ではないようです。たとえ新鮮な食材であっても菌やウィルスに汚染されていると食中毒を起こしてしまうのです。食中毒の原因となる細菌やウィルスが高温多湿を好む性質があるので、夏に増える傾向があるのですね。
食材が腐っていても原因菌がついていなければ食中毒にはならない。食材が腐っていなくても原因菌がついていたら食中毒を引き起こす。
原因菌を
つけない(食材や調理器具)
増やさない(保存の温度)
やっつける(殺菌)
原因ウィルスを
持ち込まない(健康状態の把握・管理)
広げない(手洗い・うがい)
やっつける(殺菌)
この食中毒予防の3原則を意識して、家族の健康を守りたいものですね!(^^)!
原因が思っていたより多すぎて、びっくりしているRUUママです。原因知っても怖かった。。。少しでもおかしいと感じたら、食べずに捨てる勇気も必要ですね~(+_+)
もしも食中毒になってしまったら。。。
・嘔吐がひどく水も飲めない→脱水の危険性あり。
・吐血→頻回の嘔吐により食道が裂けるマロリーワイス症候群を引き起こす事がある。
・血便→入院治療を要することが多い。要受診
・腹痛→歩くと響く、お腹を押すより放した時に痛みがあるなどは炎症を起こしている可能性あり。
・息苦しい→ボツリヌス毒やフグ毒は神経伝達に障害が起こり呼吸筋が動かなくなる。症状が出たときは本人は動けない場合が多いのでまわりの人が気づいたらすぐに救急車を呼ぶ。
受診するべき症状はこんな感じだそうです。なりたくないけど覚えておきたいですね。